適材適所

みなさんは『適材適所』という言葉をご存知でしょうか?

言葉を調べてみると、「個人の適正に応じて、それにふさわしい仕事や地位に就かせる事」という意味です。
人が組織や社会に属する際には役割が分担される事が多いと思います。
学校なら、「給食当番」とか「生き物係」、会社なら「営業」や「製造」みたいな。
そして与えられた役割でなく、将来の夢という考え方をすると、日本で生活するうえで将来の選択を考えた時は、まず「学歴」をイメージしなければなりません。
考え始めた時の年齢や経済状況にもよりますが、目標が具体的になればなるほど、「学歴」は切っても切り離せない重要かつ必要な夢へのチケットになります。
何にでも影響されやすい少年時代の僕はアニメやテレビドラマに良く影響され、刑事さんや弁護士さん、会社の社長など、「なんちゃって将来の夢」がたくさんあった気がします。(笑)
成長していく中でどうしても「これ!」という具体的な職業があれば計画もたてやすく、行くべき学校、受けるべき試験、受けるべき面接などが具体化され、それに向かってまず努力!といったところですね。
なれたにしろなれなかったにしろ、目標に向かって努力するという経験が大切で、新しい目標をもった時にも、その経験が必ず自分を助けてくれる「武器」になります。

でもその時その時頑張らなけらばいけないものがあり、それが勉強であったり、部活であったり、
それらをこなしながら将来を計画的に考えていくというのは誰でも出来る事ではありません。
人それぞれ、持ち味、特性、向き・不向きなどがあり、「なりたいもの」と「なれるもの」が一致しない場合もありますし、最初はイヤイヤ始めた事なのにいつのまにか多くの人に評価される場合もあります。
いつのまにか「やりたかったわけじゃないもの」が「ずっと続けたいもの」に成る事だってあります。
努力して夢へ向かっても、必ずしも本人の意思・希望などが反映されるわけではありません。しかし、たどり着いた先で、その人がもっている「持ち味」、「特性」、「磨いた経験」などを活かし「その場所」で「自分の場所」を創る。
そして時には、チームプレイも必要で「磨いた力」でチームを助ける。
Aさんはリーダーシップ、Bさんは営業力、Cさんはみんなを繋ぐマネージャーみたいな。

知る人ぞ知る、週刊少年ジャンプで連載していた「ドラゴンボール」というマンガで『ギニュー特戦隊』という悪者が出てきます。
『ギニュー特戦隊』は悪者なんですが、それぞれのキャラがすごくたっていて何か憎めない奴らなんです。
超能力者、おちゃらけタフガイ、世界一のスピードを持つ男、何だかんだ色男、フェアなバトルマニア(※個人的なイメージです。)
キャラがったっていて、でもキャラだけじゃなく、それぞれの得意分野では超一流という設定です。
子供の頃から得意なものをそのまま活かし将来の職業へと繋ぐ人もいれば、人生のどこかでふと出会った何かをキッカケに「自分の居場所」を見つける人もいます。
全て偶然ではなく必然だと個人的には思っています。
『巡り合わせ』は必ずあると。

皆さんにとって『自分の居場所』って何でしょう?

趣味?
仕事?

皆さんがたどり着く『自分の居場所』が心地よいところでありますように。

僕の『居場所』は、『家族』です。(´∀`*)ウフフ

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健史 遠田
健史 遠田

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