お部屋探しのポイント

進学、就職、転勤、家族の事情など、生活の転機に住む場所を探すことがあると思います。
そんな時に皆さんは何をポイントにお部屋探しをされますか?

一般的なイメージをあげると、
①家賃:基準の価格を設定し、それより高いか安いか
➁場所:生活の軸となる場所(学校や職場)まで、どの位の距離で到着までに何分かかるか?
③最寄り交通機関:生活の軸となる場所(学校や職場)へ移動するのに使用するなら距離・移動時間。
生活必需品などの買い物に利用するなら「何駅」、「何線」が便利か
④頻繁に会う家族や友人・知人との距離:移動手段によるが、基本的には距離

と言ったところでしょうか?
あげればキリがありませんが、結局のところ、何を重視し何を妥協するかに沿って選んでいくんじゃないかと思います。
ちなみに僕の今まで優先していたポイントは➁場所です。交通機関はほとんど使わないので、生活の軸となる場所まで車でどの位かかるか、近所で買い物する場合、どんなお店があるかで選んでいました。
程良いエリアが決まったら、あとは無理なく支払える価格帯で具体的な物件を選ぶ流れです。

先日、不動産関係の知人と話す機会があった時に「賃貸不動産あるある」を教えて頂きました。
地域性や所属する会社により色々な基準が違ったりしますので、あくまでも僕の知人の周りで起こっている小さな世界の話です。ご了承ください。(笑)

先ほど僕がイメージで予想した①から④までのポイントに『近隣とのトラブルを経験した引っ越し熟練者』が追加するポイントがあと3つあるそうです。

『引っ越し熟練者』追加ポイント~近隣とのトラブル経験者編~
⑤最上階角部屋:二階建てなら二階、それ以上なら最上階。大きめの物件なら角部屋。
これは騒音トラブルに巻き込まれた経験がある方が重視するそうです。二階を選ぶのは天井から聞こえる足音対策です。ちなみに小さなお子さんがいらっしゃると、事前のトラブル回避として1階限定で探す方もいるそうです。

⑥防音設備:ピアノ演奏可、商業利用可。
趣味やお仕事でピアノ等、大きな音の出る楽器の練習、同じく大きな音の出る作業道具などを日常的に使う方には必須条件だそうです。接客業で、頻繁に人の出入りがある場合も重視されます。

➆会社の寮となっている部屋がないか。
派遣会社等が、賃貸アパートの一部を地方出身者向けに寮として借りている物件があるそうです。特に愛知県は工業地帯で自動車関係の工場が数えきれない程あるのが特徴なので、その辺りを懸念する方もいるそうです。
寮代わりだと人の出入りが激しく、特に最初から短期間の利用予定だと、ごみ捨て等でマナーの悪い方が少なくないらしくトラブルの原因となるそうです。
外国の方だと、そもそも生活習慣などが違い、悪気がないのにトラブルになってしまうケースも多いそうです。

自分が生活の拠点にする『家』。
すごく大切な空間だと思います。学校で、職場で、嫌なことがあっても『家』に帰れば、ほっと一息つける。
そんな空間である事が理想です。
安らげる場所がある。それが大切で『家』と一言で言っても、人それぞれほっと出来る空間は違うと思います。
人によっては逆に学校や職場がそういう空間になっている方もいると思いますし、
『大切な人のそば』、それが癒しの空間になる人もいます。
何でほっとし、何で癒されるか。

あなたにとっての『家』って何ですか?

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健史 遠田
健史 遠田

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